リレンザや富士フイルムが開発した治療薬で流行を防ぐ

日本では冬に流行することが多い季節性インフルエンザは、突然高熱が出るなど症状が激しいことが特徴で、高齢者や乳幼児、持病を持っている人などがかかると重症化することも多いため、毎年警戒されている病気です。
インフルエンザウイルスにはA型、B型などの昔から知られていた種類の他に、近年、新型インフルエンザウイルスも登場しており、政府や医療機関が対応に苦労しています。
何故新型インフルエンザが問題かというと、ほとんどの人が免疫を持っていないウイルスであるため、通常のインフルエンザよりも感染が拡大しやすいと考えられており、もしも爆発的な流行になった場合、社会的に危険だからです。
そのような新型インフルエンザにかかった場合に、治療法として主に使われているのが、リレンザなどの抗インフルエンザ治療薬です。
リレンザは吸入薬となっていて、医療機関で医師が患者さんに必要であると判断した時に処方されます。
リレンザは出来るだけ早く最初の1回を吸入すると治療効果が期待出来るとされており、薬局でリレンザを購入したら、可能であればその場で1回目を吸入した方が良いと言われているほどです。
インフルエンザなどの感染症は、かかってしまった人が他の人に感染を拡大させないことが大流行を防ぐための方法となるので、もしも患者になってしまった場合には、リレンザなどの治療薬やマスクなどをしっかりと使って、感染を広げないように努力していきましょう。
ところで、抗インフルエンザ治療薬として富士フイルムホールディングスが開発したアビガン(一般名ファビピラビル)という薬があり、大変注目されています。
富士フイルムホールディングスのアビガンは、2014年に抗インフルエンザ治療薬として富士フイルムの子会社が日本国内での製造販売承認を取得したものですが、エボラ出血熱への効果が示唆されており世界中から関心を寄せられていて、更なる研究が進められています。